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イーアッタ BLOG

2021.01.05 | シルク製品について

株式会社カブトについて

明治27年創業の絹織物工場

株式会社カブトは、明治27年の創業以来、絹織物の製造を続けてまいりました。
現在、正絹羽二重、着物用胴裏の生産量は、国内では上位のシェアを誇っています。
昨今、絹織物業界も衰退しておりますが、一方でシルクの良さも見直されている傾向があります。
そこで、何とかして皆様にシルクの良さを知っていただきたいと思い、シルクを使った商品開発にも取り組んでおります。

絹織物が盛んな福井県

弊社が位置する福井県鯖江市は、眼鏡産地として知られていますが、実は歴史のある繊維産業の街としても知られています。その中でも福井で産出される羽二重は、こしがあって丈夫。しかも光沢が美しく、風合いが柔らかい。福井羽二重が「胴裏・肩裏・羽裏・比翼地・長襦袢・石持」として全国に流通され、好評を得ている理由はここにあります。絹の良さは「羽二重にはじまり羽二重に終わる」と言われますが、福井でつくられる羽二重は最上の絹裏地と評価されています。

     

福井県独特の羽二重製造方法

福井羽二重は撚りのない生糸を使います。撚りのない生糸は通常、織りムラが出やすい上、少しのキズでも目立つ厄介ものです。それを極上のものへと仕上げられる理由。それは、脈々と伝承されてきた熟練職人の高度な技術で織りこなしているからです。
福井羽二重の最大の特徴は、よこ糸を水で湿らせて、たて糸と織っていく製織法です。これを通称「ぬれよこ」と呼んでいます。「ぬれよこ」は、撚りもなく引っ掛かりのない極上のツルツルとした肌触り感を生みます。

■だから、素肌に優しい
平滑性に優れ肌に優しいのです。

■だから、風合いが美しい
組織が細やかとなり、滑らかな光沢を醸し出します。

■だから、意外に丈夫
こしがありスリップしにくく、より丈夫なのです。

 

羽二重の語源

撚りのない生糸で織られた羽二重は、鳥の羽のようなふわっとした風合いであること。また、たて糸を2本引き揃えて製織することから『二重』という意味にとり「羽二重」という名が生まれたと言われています。